施工:2022年8月
場所:木造一戸建て住宅
被災状況:漏水による壁内浸水
施工内容:壁内乾燥及び消臭、消毒、カビ除去
工務店より新築より5年経過した戸建ての掃き出し窓上部より水漏れがあり、
可能性のある水漏れ箇所を修復したはずなのにまだ漏れている。
水漏れ箇所がいまいち分からないとの連絡があり、FLIRを使用して調査に入りました。
外部に散水しながら調査をしていると、1階と2階の間の胴差し(帯)部分の下部より水が
入っていることが判明しました。(工務店では上部と思っておられたのですが下部からでした)
照明スイッチを外して内壁を触ったところ濡れていました。よく見るとカビの発生も見られました。
一日目、機材搬入 測定(在宅のままの作業なので夜間は機器を停止)
二日目、測定
三日目、測定、消毒作業、カビ除去作業 機材搬出
工務店に作業報告書を提出して完了と致しました。
ドライフォースを使用する場合は壁内を正圧にして水分を室内に出させるのですが、
今回はクロスが貼られたままの作業でしたのでビニールクロスで水分が壁内で止まる可能性が大きいと思い、
巾木を外した下部より送風しスイッチボックスから湿気を逃がす循環による乾燥方法で行いました。
カビ除去作業。
保険適応の施工となりました。