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お知らせ

山梨日日新聞ビジネスリーダーに聞く「創美社」様

協会員の山梨県甲斐市の創美社様、代表河野社長のインタビューが新聞に掲載されました。
河野社長のビジネス・ビジョン、そしてレストレーション協会のことを語ってくださいました。

山梨日日新聞 2023年5月31日掲載
【ビジネスリーダーに聞く】
清掃業の創美社(甲斐市宇津谷)は、県内外の飲食店や宿泊施設などに自社開発した「油脂汚泥分解システム」を導入し、油脂汚泥の処理負担の軽減や臭いの除去につなげている。河野昭造社長(67)は「今後はシステムを食品工場などの大型施設に売り込むほか、山小屋のトイレ等にも技術を応用し、環境改善に取り組みたい」と意気込む。
―業況は。
「新型コロナウイルス禍の3年間で特に需要後退は感じられなかった。消毒効果がある次亜塩素酸ナトリウム水を甲斐市に寄贈したことがきっかけで、一般からも多くの注文を受け、役立ててもらうことができた。公式ユーチューブチャンネルとインスタグラムで、作業のビフォーアフターを紹介し受注につながっている」
―力を注ぐ取り組みは。
「飲食店の厨房に不可欠な油脂を分けるグリストラップや、企業や住宅の浄化槽向けに油脂汚泥分解システムを提供している。グリストラップや浄化槽は定期的な清掃が必要で、大規模施設ではバキュームに大きなコストがかかり、小規模な店舗などでは臭いのきつい仕事を誰かがやらなければならず、いずれも負担になっている。油脂汚泥分解システムはグリストラップや浄化槽内を微生物にとって最適な環境とすることで、油脂汚泥を完全に分解し、臭いを断つことができる。清掃がほぼ不要になることから、好評を得ている。」
―どのような業界向けか。
「現在はラーメン店など油を多く使う店舗のほか、大きな厨房を備える宿泊施設や食品工場等、様々な規模、業種で採用してもらっている。この技術は油脂汚泥だけでなく、山小屋のトイレ等にも活用できると考えている。環境改善に役立てたい」
―新事業は。
「水害で床上、床下浸水した場合、汚泥の撤去に雅楽の費用や時間がかかる。床を張り替える作業が一般的だが、それだけでは不十分で、しっかり乾燥させないとカビが生えてしまう。床下の汚水や汚泥を吸い上げ、湿度を計測しながらしっかり乾燥させる。その上で清掃や壁紙の張替えなどを行うことで、災害前の状態に戻すことができる」
―今後の展開は。
「日本レストレーション協会に加入した。レストレーションとは『復旧・復元』という意味。全国の加盟社と連携し、災害が起きた場合、周辺地域の業者が応援に駆けつける体制ができている。山梨にも水害の被害想定エリアがある。今後は行政とも連携し、有事に備えたい」

以上、山梨日日新聞より抜粋いたしました。

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